バイエルンの魂「ミア・サン・ミア」の意味と由来|誇り高き16の信条
バイエルンの魂「ミア・サン・ミア」の意味と由来|誇り高き16の信条を徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。
この合言葉の起源を辿ると、19世紀のハプスブルク帝国(オーストリア帝国)およびバイエルン王国の歴史に行き着きます。当時、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が愛用したモットーや、普仏戦争・対外戦争におけるバイエルン軍兵士の連帯を鼓舞するスローガンとして用いられたのが始まりとされています。
歴史的な背景を持っていたこの言葉が、サッカークラブであるFCバイエルンの歴史と交錯したのは1980年代のことです。1987年のUEFAチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)決勝に進出した際、当時の主力ディフェンダーであったハンス・プフルークラーをはじめとする地元出身の選手たちが、勝利への強い連帯感を示す合言葉としてロッカールームで使い始めたことがきっかけでした。
その後、ウリ・ヘーネスやカール=ハインツ・ルンメニゲといったクラブ幹部陣がこの精神性を高く評価し、クラブ全体の公式スローガンとして大々的に採用。地方の民族的誇りから始まったフレーズは、数々の逆境を跳ね返して欧州の頂点に君臨するバイエルン・ミュンヘンの不屈のメンタリティそのものへと昇華しました。