サワガニの唐揚げ完全攻略!寄生虫対策とカリッと香ばしい下処理レシピ
サワガニの唐揚げ完全攻略!寄生虫対策とカリッと香ばしい下処理レシピにまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
川や沢で捕獲したサワガニをそのまま揚げてしまうと、胃袋内の泥や水棲生物由来の雑菌によって、強い土臭さやジャリジャリとした不快な食感が残ります。料理店が実践するサワガニの泥抜き手順と下処理フローを順を追って解説します。
ステップ1:清水での泥抜き(1日〜2日間)
深めのタスクボックスやバケツにサワガニを入れ、カルキを抜いた水道水またはミネラルウォーターをカニの背中が半分浸かる程度の「ひたひた」に入れます。完全に水没させると酸欠で窒息死するため注意してください。脱走防止のフタに通気孔を開け、冷暗所で1〜2日安静にします。毎日1〜2回水を交換し、排泄物を完全に吐き出させます。
ステップ2:ブラッシングと流水洗浄
泥抜きが完了したら、流水に当てながら清潔な歯ブラシ等を使って、腹部(ふんどし周辺)、甲羅の溝、脚の付け根に付着したコケや細かい汚れを徹底的に洗い落とします。
ステップ3:日本酒を使った「酒締め」と臭み取り
生きたまま油へ投入すると暴れて大事故に繋がるだけでなく、カニ自身が自切(足を切り離す現象)を起こして見栄えを損ないます。ボウルに料理酒(または日本酒)を注ぎ、サワガニを15〜20分ほど浸します。アルコールによって完全に締められ(仮死〜絶命)、同時に体内外の生臭さを消し去る効果が得られます。
ステップ4:徹底的な水分除去(油はね防止の要)
酒から引き揚げた後、キッチンペーパーを敷き詰めたバットに並べ、上からもペーパーで押さえて水分を完全に拭き取ります。関節の隙間や甲羅の裏側まで乾かすことが、調理時の激しい油はねを防ぎ、サワガニをカリカリに揚げる最大のコツです。