作業療法士とは?理学療法士との違いとリアルな年収・噂の真相を解剖
作業療法士とは?理学療法士との違いとリアルな年収・噂の真相を解剖についての最新情報をお届けします。
進路や転職で最も関心を集めるテーマの一つが、作業療法士のリアルな年収です。厚生労働省が公表する「賃金構造基本統計調査」の最新公的データに基づくと、作業療法士の平均年収は約430万円〜440万円(平均年齢34〜35歳前後、賞与含む)で推移しています。月給ベースでは28万円〜30万円前後、初任給は23万〜24万円程度が一般的な相場です。
この水準は日本の全職種平均(約450万円台)とほぼ同等か、やや下回る位置付けにあります。国家資格でありながら飛び抜けて高給とは言えない現実に直面し、失望を抱く若手が存在することも事実です。しかし、安定した雇用環境、夜勤が基本的にない点(一部の入所施設を除く)、手堅い有給消化率などを勘案すれば、ライフワークバランスを維持しやすい職業であるとも評されています。
待遇面で注視すべきは、2026年最新の診療報酬改定と待遇動向です。医療従事者の賃上げを目的とした「ベースアップ評価料」の段階的な運用強化に加え、リハビリテーション領域では「リハビリテーション・栄養・口腔管理の一体型提供」や「生活期・在宅復帰率」に応じた加算要件が大幅に厳格化されました。これにより、単なる回数稼ぎのリハビリを行う施設は経営的に淘汰され、在宅復帰の実績を導き出す質の高い作業療法士を擁する法人では、職能手当の引き上げや待遇改善の動きが顕著になっています。