大型貨物自動車の最高速度90キロ引き上げ!現場の異変と全真相

大型貨物自動車の最高速度90キロ引き上げ!現場の異変と全真相を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

高速道路を運転する一般ドライバーの多くが見落としている重要なルールが存在します。それが「高速道路における大型貨物自動車等の通行帯指定」です。最高速度が時速90キロに引き上げられたとしても、追越車線を自由に走ってよいわけではありません。

道路交通法第20条および公安委員会が指定する特定区間では、片側3車線以上の高速道路において大型貨物自動車が通行できる車線が「第1通行帯(一番左側)」または「第2通行帯(中央)」に厳格に限定されているケースが多数を占めます。追越車線(一番右側の車線)を長距離にわたって走り続けた場合、「通行帯違反」として警察の取り締まり対象となります。

さらに、大型貨物自動車に対する速度違反の罰則は、普通乗用車に比べて極めて過酷です。事業用車両(緑ナンバー)の運行管理においては、速度超過は重大事故直結の危険運転とみなされます。

【大型貨物自動車等の速度超過における反則金・点数の基準(一般道・高速道路共通の主要水準)】

  • 超過20km/h以上25km/h未満:点数2点、反則金 15,000円(普通車は12,000円)
  • 超過25km/h以上30km/h未満:点数3点、反則金 20,000円(普通車は15,000円)
  • 超過30km/h以上35km/h未満:点数3点、反則金 25,000円(普通車は18,000円)
  • 超過35km/h以上40km/h未満:点数3点、反則金 30,000円(普通車は25,000円)
  • 超過40km/h以上(高速道路):点数6点(一発で免許停止処分)、刑事処分(検察庁への送致・罰金刑)

大型車の場合、時速90キロのリミッターが装着されているため、平坦路で時速100キロを超えるような極端な違反は起きにくい構造になっています。しかし、長い下り坂では車重による慣性でリミッターの制御を超えて時速100キロ以上に達することがあり、オービス(自動速度違反取締装置)や移動式オービスによる摘発事例が後を絶ちません。プロドライバーにとって免停は即座に失職や運行停止処分に直結するため、一般車以上にシビアなペダルワークが求められます。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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