台風の名前はなぜ日本だけダサい?コイヌやトカゲに隠された気象庁の真意

台風の名前はなぜ日本だけダサい?コイヌやトカゲに隠された気象庁の真意に関する基本知識を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

大型台風が日本近海で発生するたび、X(旧Twitter)や各種掲示板で巻き起こるのが「台風の名前問題」です。2023年に猛烈な風雨をもたらした台風14号のアジア名が「コイヌ」と発表された際も、ネット上では「コイヌ上陸!って言われても小型犬が走ってくる絵しか浮かばない」「気象庁はふざけているのか」とツッコミが殺到しました。さらに「トカゲ」「ヤギ」「ウサギ」といった動物の名前が相次いで登場するにつれ、「日本の名付けセンスはダサい」「もっと威厳のある名前にできないのか」という不満や困惑が定着していった経緯があります。

ネット上の生の声を集約・分析すると、主な違和感は以下の3点に集約されます。

第1に、「災害の危機感と語感のギャップ」です。中心気圧950ヘクトパスカル以下の命を脅かす暴風雨に対して「コイヌ」や「トカゲ」と名付けられることで、心理的な警戒レベルが下がってしまうという懸念です。第2に、「諸外国との圧倒的なかっこよさの格差」です。香港が提案する「サンサン(少女の愛称)」のような親しみやすいものから、中国の「ハイシェン(海神)」、フィリピンの「マルカス(強い・たくましい)」といった強烈なインパクトを持つ名前に比べ、日本の命名はどこか牧歌的で脱力感が否めません。そして第3に、「なぜ動物の名前ばかりなのか」という単純な疑問です。

しかし、こうしたネットの嘲笑や疑問の裏側には、一般にはほとんど認知されていない国際機関の厳格な取り決めと、日本の外交・科学的配慮が幾重にも張り巡らされています。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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