漢字「方」の書き順で9割が罠に?3画目と4画目の正解と綺麗な書き方

漢字「方」の書き順で9割が罠に?3画目と4画目の正解と綺麗な書き方についての真相をご紹介します。

実際に街頭や教育現場では、どのような混乱が生じているのでしょうか。現役の小学校教員や塾講師、そして文字を書く機会が多いビジネスパーソンに取材を敢行しました。

都内の公立小学校で2年生の担任を務める教員は、採点時の苦悩を次のように語ります。

「小学校2年生の配当漢字である『方』を指導するとき、子どもたちは書き順プリントで3画目の曲がりを教わります。ところが、宿題の書き取りノートを見ていると、親御さんが丸付けをした形跡があるにもかかわらず、家庭学習の過程で左払いを先に書く癖に戻ってしまう児童がクラスの3割近くに達します。保護者面談で話を聞くと『えっ、左払いが先じゃないんですか? 私もそう書いていました』と絶句される親御さんが本当に多いのです」(都内公立小学校教員)

また、ビジネスの現場でもこの盲点は突然露呈します。都内の大手コンサルティング企業に勤務する30代の男性マネージャーは、クライアントとの重要なホワイトボードミーティングでの出来事を苦笑い混じりに証言してくれました。

「『方針』や『方向性』という言葉を板書した際、若手社員から後でこっそり『先輩、方ってそっちから書くんでしたっけ?』と指摘されたんです。調べてみたら自分の書き順が完全に間違っていて……。何気ない手書きの所作一つですが、見ている人は見ているのだと背筋が凍る思いをしました」(30代男性ビジネスパーソン)

SNSやネット掲示板を調査しても、「子どもの宿題を見ていて自分が間違って覚えていたことに気づき衝撃を受けた」「免許証の更新窓口で前の人の手元を見てモヤモヤした」といった投稿が定期的に数千件単位で拡散されています。日常に溶け込みすぎている漢字だからこそ、誤認に気づいたときのショックが大きいのです。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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