法事は何回忌までやるのが正解?三十三回忌や弔い上げの実態【2026】

法事は何回忌までやるのが正解?三十三回忌や弔い上げの実態【2026】に関する気になる情報をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

仏教の伝統的な慣習において、法事の最終ゴールとされるのが三十三回忌です。仏教では、亡くなった人は死後も修行を続け、三十三回忌を迎えることであらゆる罪が許され、完全に成仏して「神仏」や「ご先祖様(祖霊)」の仲間入りを果たすと信じられてきたためです。地域や宗派(主に真言宗や臨済宗の一部など)によっては、さらに手厚く五十回忌や百回忌まで勤める家系も存在します。

しかし、2026年最新の法事事情を検証すると、この伝統的なサイクルを完遂できる家庭は急速に少数派となっています。大手終活関連団体の2025年意識調査によると、三十三回忌まで親族を集めて法要を行った家庭は全体の約24.8%にとどまり、7割以上の遺族がそれ以前の段階で法事を切り上げています。長寿化が進んだ結果、親が亡くなった時点で子ども世代はすでに60代〜70代。三十三回忌を迎える頃には施主自身が90代を超えるか、すでに他界しているという世代的な構造変化が最大の要因です。

また、法事の予定を立てる上で避けて通れないのが回忌法要の数え方です。命日からちょうど1年後に行う「一周忌」だけは満日数で計算しますが、「三回忌」以降は亡くなった年を「1年目」と数える数え年方式が適用されます。つまり、三回忌は亡くなってから満2年後、七回忌は満6年後、十三回忌は満12年後、十七回忌は満16年後、三十三回忌は満32年後となります。この数え方のズレを正しく把握しておかないと、親族への案内や寺院への法要手配で予期せぬ日程の狂いが生じるため注意が必要です。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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