大阪北浜で息づく江戸の美意識!幻の高麗餅が語る和菓子の真髄
今注目を集めている 大阪北浜で息づく江戸の美意識!幻の高麗餅が語る和菓子の真髄について、主要な情報をご紹介しています。
季節ごとに表情を変える上生菓子の中でも、初夏の訪れを告げる「水牡丹」の美しさは別格だ。透明感あふれる葛の中に透けて見える淡い紅色の餡は、まるで朝露に濡れる大輪の牡丹そのもの。目を楽しませ、舌を悦ばせる芸術品と呼ぶにふさわしい逸品である。
四季の移ろいを菓子という小さな世界に凝縮させる感性は、日本の飲食・伝統文化産業が世界に誇る宝だ。季節限定の品を求めて通い詰める常連客にとって、この店の上生菓子を口にすることは、季節の到来を五感で確かめる大切な儀式となっている。