伸びすぎた松を枯らさず再生!プロ直伝の透かし剪定と芯止め極意
伸びすぎた松を枯らさず再生!プロ直伝の透かし剪定と芯止め極意の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。
「大きくなりすぎたから」と、太い主幹や大枝をのこぎりで豪快に切断する強剪定を行い、翌年に松を丸ごと枯死させてしまう家庭が非常に多い。松は広葉樹と異なり、葉がついていない古い枝から不定芽を吹く力が極めて弱い常緑針葉樹である。緑の葉をすべて切り落としてしまえば、その枝は二度と蘇らない。
最新の樹木再生メソッドにおいて最重要視されるのが「透かし剪定」と段階的な「芯止め」の組み合わせだ。高さを抑える芯止めを行う際も、天頂部を一気にぶつ切りにするのではなく、必ず勢いのある元気な側枝を次の主幹候補として残し、樹液の流れを途絶えさせない工夫を施す。内部に日光と風を通す透かし剪定を丁寧に行うことで、懐枝(ふところえだ)に光を届け、内側からの芽吹きを促しながら数年がかりでコンパクトな樹形へ縮小させていくのがプロのセオリーだ。