メダカの水合わせで失敗全滅を防ぐ!プロ直伝の点滴法と黄金手順
メダカの水合わせで失敗全滅を防ぐ!プロ直伝の点滴法と黄金手順の注目されている理由をコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。
ネット上の情報やコミュニティで誤解されがちなのが、「袋のまま長時間浮かべておけば安心」という思い込みです。袋を浮かべたまま2時間以上放置することには重大なデメリットが存在します。
パッキングされた密閉袋の内部では、輸送中のメダカの呼吸によって酸素が減少し、排泄物からアンモニアが溶出しています。密閉状態では呼気の二酸化炭素によってpHが弱酸性に傾き、アンモニア毒性が抑えられていますが、長時間の放置で酸欠や水温過昇(特に直射日光下の屋外容器)のリスクが跳ね上がります。水温合わせは30〜45分で区切り、速やかに開封して水質合わせへ移行しなければなりません。
また、新規導入時のリスクヘッジとして極めて有効なのが塩浴(0.5%濃度)によるトリートメントです。メダカの体液塩分濃度はおよそ0.9%であるため、飼育水の塩分濃度を0.5%(水10リットルに対して食塩50g)に調整することで、浸透圧調整にかかるエネルギー消費を劇的に軽減できます。長旅で体力を消耗した個体や、輸送スレが見られる個体は、本水槽へ合流させる前にトリートメント容器で3〜5日間の塩浴期間を設けることで、初期死亡率を大幅に引き下げることが可能です。