坂本龍一が愛した丸眼鏡の正体|ジャックデュラン入手術と再販事情

坂本龍一が愛した丸眼鏡の正体|ジャックデュラン入手術と再販事情を詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

坂本龍一氏が晩年のコンサート、映画祭、数々のドキュメンタリー映像で身につけていた坂本龍一 丸メガネの正体は、フランス人デザイナーのジャック・デュラン氏が手掛けた「Jacques Durand PAQUES 506(パック 506)」、カラーコード「002」のマットブラックです。

当時の関係者への取材や各種メディアの手記によると、坂本氏がこのフレームと出会ったのは2010年代初頭のことでした。それまでかけていたシャープなフレームから一転、クラシックでありながら極めて現代的なフラットフロントを持つこのモデルに一目惚れし、パリの眼鏡店で購入したことが始まりとされています。

なぜ、音の純度を極限まで追求した音楽家がこの眼鏡を選んだのか。最大の理由は、アセテート素材の表面にあえて細かなスクラッチ(ヘアライン)状のブラッシングを施した、光沢のないマットな質感にあります。通常のプラスチックフレームのような光の反射を抑え、顔立ちや表情と自然に溶け込む設計思想が、華美な装飾を削ぎ落とした坂本氏の美学と完全に共鳴したのです。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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