東大の世界順位が激変?最新ランキングの独自分析と評価の深層
東大の世界順位が激変?最新ランキングの独自分析と評価の深層について押さえておきたい 理由を分かりやすく解説いたします。
かつてアジアの大学ランキングで絶対的な王座に君臨していた日本の大学は、今やシンガポール国立大学(NUS)や北京大学、清華大学の後塵を拝する構図が定着した。ライバル関係にある京都大学との比較でも、興味深い力学が見て取れる。
京都大学は独自の研究気風とノーベル賞受賞者を多数輩出する強烈な個性を武器に、特定分野での突出した引用スコアを稼ぎ出す。対する東大は、全方位型の総合力でポイントを積み上げるモデルだ。しかし、この総合力モデルこそが、近年のランキング算定方式において足枷となりつつある。
中国やシンガポールのトップ校は、国家主導の巨額マネーを背景に、欧米の超一流研究者を高額報酬で招聘し続けてきた。その結果、短期間で国際共同研究のシェアを爆発的に拡大させた。日本経済新聞の報道などでも度々指摘される通り、限られた予算のなかで全学の底上げを迫られる日本の国立大学は、資本力と規模の競争において極めて不利な消耗戦を強いられている。