多治速比売神社の最強ご利益とは?国重文本殿と荒山公園の梅を徹底解説

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泉北ニュータウンの一角、堺市南区宮山台に位置するこの古社の正式な読み方は「多治速比売神社(たじはやひめじんじゃ)」。初見では戸惑う参拝者も少なくありませんが、平安時代前期に編纂された『延喜式神名帳』に記された和泉国大鳥郡の式内社に比定される、屈指の格式を誇る神社です。

主祭神として祀られているのは、社名にも冠されている多治速比売命(たじはやひめのみこと)です。古事記や日本書紀には詳細な神話が記されていない謎多き女神ですが、古来より母性豊かな守護神として尊崇を集めてきました。具体的なご利益としては、降りかかる災厄を祓い清める「厄除け」、新しい命を授かり無事に出産を迎える「安産祈願」、良縁を結ぶ「縁結び」が広く知られています。

神社の記録や境内案内板によると、本殿には多治速比売命の脇侍として素盞嗚尊(すさのおのみこと)と菅原道真公が配祀されています。さらに明治40年(1907年)の神社合祀政策により、近隣の久世村大字平井から金山比古命・金山比売命を祀る「金峯神社」が、泉北郡北上神村大字大庭寺から市杵嶋姫命を祀る「弁天社(厳島神社)」が境内に移されました。現在では天照社、大神社、住吉社、白山社、熊野社、春日社、そして伊勢神宮遥拝所が整然と並び、学問成就から家内安全、金運、交通安全に至るまで、極めて重層的な信仰の場が形成されています。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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