警察の「マル暴」はなぜヤクザより強面なのか?命懸けの現場と衝撃の真相

警察の「マル暴」はなぜヤクザより強面なのか?命懸けの現場と衝撃の真相の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

命の危険と常に隣り合わせであるマル暴刑事ですが、その待遇やキャリア形成は一体どのようになっているのでしょうか。警察官の給与は各都道府県の公安職俸給表に基づいて支給されますが、刑事課や組織犯罪対策部には特有の手当や勤務実態が存在します。一般刑事や交番勤務の地域警察官と比較しながら、その実態を以下の表にまとめました。

項目マル暴(組織犯罪対策部)一般刑事(捜査一課等)交番勤務(地域課)推定年収(30代巡査部長)約600万〜700万円(超過勤務手当含む)約580万〜680万円(超過勤務手当含む)約500万〜580万円(夜勤手当中心)特殊勤務手当・危険手当死体取扱手当に加え、銃器犯罪捜査や指定暴力団捜査に従事した際の特殊勤務手当(日額数百円〜数千円程度)死体検視手当、潜入・張り込みに伴う捜査手当など(日額数百円〜千円程度)夜間特殊勤務手当、パトロール手当など(日額数百円程度)主な仕事内容とリスク組事務所捜索、抗争の警戒、協力者(エス)接触、資金源解明。報復や襲撃の潜在的リスクが極めて高い。凶悪殺人・強盗犯の追跡、現場鑑識、遺族対応。不眠不休の初動捜査による肉体疲労が大きい。街頭パトロール、地理案内、一次初動対応。突発的な刃物所持事案等への遭遇リスク。階級昇任・出世の傾向現場での検挙実績や情報獲得が重視されるが、昇任試験の勉強時間を確保するのが極めて困難。花形部署として本庁幹部への登用率が高く、警察キャリアにおいて王道とされる出世コース。交代勤務の非番日を活用して試験勉強に充てやすく、早い段階で昇任試験を突破する者も多い。

マル暴刑事になるための基本的なルートは、まず警察官採用試験に合格し、高卒であれば10ヶ月間、大卒であれば6ヶ月間の警察学校を卒業することから始まります。配属先の交番で実績を積み、刑事選考試験や専科研修を突破して所轄署の刑事課へ配属され、そこで暴力団捜査の手腕を認められた者が本部の組織犯罪対策部へと引き抜かれます。

しかし、その業務に対する金銭的な見返りが破格というわけではありません。拳銃使用の恐れがある現場に突入しても、支給される危険手当(特殊勤務手当)は1日あたり数千円程度にとどまります。過酷な張り込みや深夜の呼び出し、家族への危害を避けるための徹底した秘匿生活など、課される重責と精神的負担は給与以上の「治安維持への使命感」によって支えられているのが実情です。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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