Made in Prcはどこの国?中国製との違いと表記変更の真相
Made in Prcはどこの国?中国製との違いと表記変更の真相とは一体何なのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
タグに記された「Made in PRC」の意味を一言で言えば、日本でもおなじみの「中国製」そのものです。この3文字は、中華人民共和国の正式名称である英語「People's Republic of China」の頭文字をとったPRC 国名略称に由来します。
地理的・主権的に新しい国家が誕生したわけでも、特別な経済特区のみを指す呼称でもありません。北京や上海、広州、深圳などの工場で生産された工業製品が、かつては当たり前のように「Made in China」と印字されていたものが、文字の置き換えによって流通しているに過ぎないのです。
国際標準化機構(ISO)が定める国名コード(ISO 3166-1)においても、中国に対する3レターコードとして「CHN」とともに「PRC」が公式に認識されています。国連などの国際機関や外交文書、学術論文の世界では極めて一般的な略記法ですが、日常の消費行動においてこの略称を目にする機会が少なかったため、多くの一般消費者に「聞き慣れない外国の名称」という錯覚を与える結果となっています。