富士山女子駅伝の波乱と真実!名城大の牙城に迫る激闘と魔の7区を解剖
富士山女子駅伝の波乱と真実!名城大の牙城に迫る激闘と魔の7区を解剖に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。
富士山女子駅伝の代名詞ともいえるのが、アンカーが挑む最終区、通称「富士山女子駅伝 7区 魔の激坂」です。富士総合運動公園陸上競技場へ向かう8.3kmのコースのうち、後半の約4km以上にわたって壁のような上り坂が続きます。
平地での5000mタイムが15分台のトップランナーであっても、この上り坂では極度の筋疲労と乳酸の蓄積に襲われます。歩幅(ストライド)を狭めてピッチ走法に切り替えられる登坂適性がない選手の場合、1kmあたりのラップタイムが平地より30秒から45秒以上も急落することが珍しくありません。
さらに現場を苦しめるのが、富士山麓特有の冷たい強風(富士おろし)です。体感温度が氷点下近くまで下がる過酷な環境下で、単独走を強いられる先頭ランナーは風除けのない状態で体力を消耗します。後方から目標を見据えて追走する第2集団のランナーが、富士山女子駅伝区間賞記録を狙うハイペースで迫ることで、残り2km地点での劇的な逆転劇が何度も演じられてきました。