脳卒中後の歩行再建へ!シューホーンブレース適応と進化の全貌
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脳血管障害(脳卒中)の発症後、多くの患者を悩ませるのが足関節のコントロール不全、すなわち下垂足だ。つま先が下がり、歩行時に地面へ引っかかる。つまずき、転倒し、恐怖から歩くことを恐れる悪循環。これを断ち切る主役が、短下肢装具(AFO)の代表格であるシューホーン型短下肢装具だ。
構造はシンプルに見える。だが、そこには計算され尽くした物理法則が宿る。踵からふくらはぎを覆う熱可塑性樹脂の弾性が、遊脚期のつま先を持ち上げ、クリアランスを確保。踵接地時には適度なしなりで衝撃を吸収し、滑らかな重心移動(ロッカー機能)を誘導する。足を単に固めるのではない。残存機能を最大限に引き出すための「動的ガイド」として機能しているのだ。