早稲田と革マル派の暗闘史|キャンパス支配から排除の真相と現在
早稲田と革マル派の暗闘史|キャンパス支配から排除の真相と現在を徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。
早稲田大学と革マル派の歴史を語るうえで避けて通れないのが、1972年11月8日に発生した川口大三郎事件です。文学部1年生だった川口大三郎さん(当時20歳)が、中核派のスパイであるという言いがかりをつけられ、文学部キャンパス内の自治会室へ連行されました。
行われたのは8時間以上におよぶ凄惨な拷問とリンチでした。全身を激しく殴打された川口さんは意識不明の重体となり、東大病院前に遺棄されて死亡が確認されました。この事件は学内に凄まじい衝撃を与え、作家の水上勉氏や教員、一般学生数千人が集結する抗議集会(11・8集会)へと発展。暴力支配に抗する大規模なうねりが巻き起こりました。
しかし、革マル派は鉄パイプ部隊を投入して抗議運動を暴力的に鎮圧。恐怖による支配体制をかえって強固にし、その後20年以上にわたって早稲田大学の自治会・学生会館を実効支配し続けるという暗黒時代が続くことになりました。