ポテチの白黒はいつから?噂の真相と歴代デザインの変遷を徹底解明
ポテチの白黒はいつから?噂の真相と歴代デザインの変遷を徹底解明とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
「ポテチの白黒」というキーワードが日本の消費者の記憶に強く刻まれるきっかけとなった最大の出来事は、2020年春に実施されたローソンのPBリニューアルです。デザインオフィスnendo(代表:佐藤オオキ氏)が手掛けたこのプロジェクトでは、従来のコンビニ商品に見られた原色主体の派手なパッケージを排し、ベージュやオフホワイト、モノトーンの線画イラストを中心とした極めてミニマルなデザインへと舵を切りました。
日常の暮らしに馴染む「ノイズレスなデザイン」を目指したこの試みは、SNSを中心に「おしゃれで部屋に置きやすい」という賞賛を受ける一方で、店頭での視認性に関して前例のない規模の議論を巻き起こすことになります。コンビニのポテチが白黒基調のシンプルデザインに変わった時期は、明確に2020年3月から春先にかけてのタイミングでした。
一方で、フレーバーとしての「白黒ポテトチップス」に目を向けると、その歴史はさらに遡ります。カルビーや湖池屋といったナショナルブランド(NB)各社は、2010年代半ばから「白醤油×黒胡椒」「白トリュフ×黒トリュフ」「ホワイトチェダー×ブラックペッパー」など、視覚と味覚のコントラストを打ち出した期間限定の白黒企画を断続的に展開してきました。つまり、「白黒ポテチ」という言葉には、①PBによるミニマルパッケージ改革と、②NBによるコンセプトフレーバー展開という2つの潮流が存在しています。