絶対に笑ってはいけない復活はある?休止の決定打と歴代名作の現在

絶対に笑ってはいけない復活はある?休止の決定打と歴代名作の現在について見逃せない ポイントを分かりやすく解説いたします。

インターネット上では「BPO(放送倫理・番組向上機構)の規制が入ったから打ち切られた」という言説が定説のように語られがちです。しかし、この言説には一定の事実と大きな誤解が混在しています。

2021年8月、BPOの青少年委員会は「痛みを伴うことを笑いの対象とする演出」に関する審議入りを発表し、2022年4月に意見書を公表しました。これにより、出演者を叩く、熱湯に入れる、精神的苦痛を与えるといった罰ゲーム演出への世間の視線は一段と厳しくなりました。ただし、日本テレビ側は休止発表時に「BPOの審議以前から総合的な判断として休止を検討していた」と説明しており、BPOの判断だけが直接の引き金になったわけではありません。

検証項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価全盛期の世帯視聴率第1部:15.0%〜19.7%(歴代最高は2013年『地球防衛軍』の19.8%)同時間帯民放平均:6.0%〜8.0%NHK紅白歌合戦の裏番組として11年連続で民放トップを独走した圧倒的実績。BPOの審議影響2021年8月審議入り、2022年4月に意見書公表罰ゲーム全般に対する自主規制の強化直接的な放送禁止処分ではないものの、従来の「ケツバット演出」の継続を極めて困難にした。ロケ拘束時間と負荷実拘束約24〜30時間(総打撃数:1人あたり数百回)通常特番ロケ:4〜8時間程度ダウンタウンら主要メンバーの還暦越えに伴い、物理的な継続が困難な水準に達していた。制作費の規模推定1億5,000万〜2億円超(1特番あたり)民放プライム特番:3,000万〜5,000万円テレビ広告費の構造変化に伴い、特大予算の投下に見合う投資対効果の維持が課題に。

実際の現場では、BPOの動向を契機としつつも、出演者のコンディションや視聴者の飽き、制作費の費用対効果といった諸問題が同時にピークを迎えたことが、放送休止という苦渋の決断につながったと言えます。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest