【プロ直伝】失敗しない梅はちみつ漬けの作り方!カビを防ぐ黄金比とは?
【プロ直伝】失敗しない梅はちみつ漬けの作り方!カビを防ぐ黄金比とは?の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
梅仕事で使う梅には、5月下旬から出回る引き締まった「青梅」と、6月中旬以降に黄色く色づく「完熟梅(南高梅など)」の2種類が存在します。目指すシロップの風味やテクスチャーによって、下処理の工程が大きく異なります。
青梅は「冷凍」してから漬けるのがプロのスタンダード
青梅を扱う際、最も推奨されるのが「水洗い・アク抜き・水気拭き取り・ヘタ取り」を終えた後に一晩(24時間)冷凍庫で凍らせる工程です。梅の果肉内部にある水分が凍結して体積膨張することで、強固な植物細胞壁が破壊されます。解凍されながらはちみつに漬かる過程で、通常なら2週間以上かかるエキス抽出がわずか3〜5日程度で一気に進行します。抽出スピードが上がれば、酵母菌が増殖する隙を与えず、失敗率をほぼゼロに抑え込めます。
完熟梅で作る場合の注意点と追熟のコツ
完熟梅を使う場合は、果皮が極めてデリケートになっているため扱いに注意が必要です。青みが残る梅を購入した場合は、直射日光の当たらない風通しの良い室内で平皿に並べ、1〜2日追熟させて甘い香りが立ち上る黄色い状態にします。完熟梅はアクが抜けているため水に浸す必要はなく、流水で優しく洗ってペーパーで完全に水気を拭き取るだけで仕込みに入れます。