汗でかゆいアトピーの原因は皮膚のカビ?衝撃の真相と最新スキンケア法

汗でかゆいアトピーの原因は皮膚のカビ?衝撃の真相と最新スキンケア法の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

私たちの皮膚表面には、目に見えない無数の微生物が共生する複雑な生態系が存在する。その一種である「マラセチア菌」は、健康な人の肌にも普遍的に存在するごく一般的な脂好性真菌(カビ)だ。しかし、アトピー性皮膚炎を発症している肌においては、この菌に対する免疫システムの応答が過剰に暴走しやすい状態に陥っている。

皮脂を栄養源にして繁殖するマラセチア菌は、特定の酵素を放出して皮脂を分解する。その過程で発生する代謝物や菌体タンパク質が、乾燥や摩擦でアレルゲンの侵入を防げなくなった角質層から深部へ浸透。すると体内の免疫細胞はこれを「危険な侵入者」と判断し、一気に攻撃を開始する。結果として、激しい炎症と耐え難い痒みが引き起こされるわけだ。真菌そのものが毒素を出して肌を攻撃しているのではなく、過敏になった皮膚と菌の副産物の衝突こそがトラブルの根本にある。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest