小栗旬が『クローズZero』で魅せた伝説と怪演の舞台裏
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『花より男子』の花沢類役などで甘いマスクの貴公子としての地位を確立していた小栗旬が、血生臭い不良の巣窟・鈴蘭男子高校の頂点(テッペン)を目指す滝谷源治役に挑んだのは、24歳(撮影当時)の時でした。当時、爽やかなイメージからの脱却を模索していた小栗にとって、本作は役者人生を賭けた大勝負でした。
原作者の髙橋ヒロシ氏や三池崇史監督と綿密に対話を重ね、原作にはない完全オリジナルキャラクターである「滝谷源治」を造形。不器用で言葉足らずながらも、背中で仲間を引っ張る男の孤独と圧倒的なカリスマ性を宿らせるため、徹底的な肉体改造と減量を敢行しました。黒髪のサイドを大胆に刈り上げたツーブロックのオールバックヘア、漆黒の学ランの着こなし、そしてトレードマークとなったアメリカンスピリット(アメスピ・ライト)を吸い殻にする仕草まで、すべてが小栗自身の計算と直感によって生み出されました。