代作疑惑を一瞬で論破!小式部内侍『百人一首』大江山の真相と生涯
代作疑惑を一瞬で論破!小式部内侍『百人一首』大江山の真相と生涯を徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。
事件が起きたのは、時の権力者・藤原頼通が主宰する格式高い歌合(うたあわせ)の準備期間中でした。当時、若手歌人として選抜されていた小式部内侍に対し、周囲の一部貴族からは猜疑の目が向けられていました。
当時、母の和泉式部は再婚相手である藤原保昌の任地・丹後国(現在の京都府北部)へ下向しており、都を離れていました。そんな折、宮廷のプレイボーイとしても知られていた中納言・藤原定頼(ふじわらのさだより)が、局にいた小式部内侍のもとへ通りかかります。
定頼は局の御簾から身を乗り出し、「丹後へ遣わした使者は帰ってきましたか? 母上に頼んだ歌の原稿は無事に届きましたかな」と、周囲に聞こえるように嘲笑交じりの言葉を投げかけました。「お前の歌はすべて母親が書いているのだろう」という痛烈な代作疑惑の告発です。