製本テープの失敗しない貼り方と選び方|100均とニチバンの違いを検証

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ビジネス実務で製本テープを使用する最も重要なシーンが「契約書の袋とじ」です。ここで多くの人が混同しやすいのが「割印(わりいん)」と「契印(けいいん)」の法律用語の違いです。

日常会話では「契約書に製本テープを貼って割印を押す」と表現されがちですが、不動産取引や企業間契約における法律上の正式名称は「契印」です。

■ 契印と割印の明確な違い

・契印:1つの契約書が複数ページにわたる際、ページが差し替えられたり抜き取られたりする改ざんを防ぐために押す印鑑。
・割印:契約書の正本と副本(甲と乙の保有分)など、独立した2通以上の書類が同じ内容であることを証明するために、書類同士を重ねてその境界に跨がって押す印鑑。

■ 正しい袋とじと契印の押印ルール

契約書を用紙の左側2箇所でホチキス留めし、背表紙を覆うように製本テープを貼り付けます。これにより、ホチキスの針ごとテープで固定されるため、テープを破かない限り中身のページを抜き差しできなくなります。

契印は、「製本テープと表紙(または裏表紙)の境目」に跨がるように押印します。契約当事者全員(甲および乙など)の印鑑を、オモテ面またはウラ面のどちらか一方(実務上は裏表紙側の境目に連名で押す形式が一般的)に押します。製本テープで確実に袋とじが完了していれば、全ページの折り目に1ページずつ押印していく手間を省略できる法的メリットがあります。

■ カラーと幅サイズの選び方

契約書で使用する場合、色は「白(契印用)」または「黒」が基本です。白の契印用テープは朱肉の油分を吸収しやすい特殊加工が施されており、印影が擦れて消える事故を防ぎます。一方、黒は引き締まったフォーマルな印象を与えますが、朱肉が目立たないため境目の用紙側にしっかり印影を乗せる工夫が求められます。

幅サイズは、枚数(書類の厚み)に応じて選択します。
・25mm幅:コピー用紙約1枚〜30枚程度(一般的な契約書や企画書に最適)
・35mm幅:コピー用紙約30枚〜70枚程度(厚みのあるマニュアルや報告書向け)
・50mm幅:コピー用紙約50枚〜100枚超(分厚い総会資料や保存書類向け)

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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