ティキタカとは?バルサ黄金期の戦術と若者言葉・韓国スラングの謎

ティキタカとは?バルサ黄金期の戦術と若者言葉・韓国スラングの謎に関する基本知識を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

無敵に見えたティキタカですが、2010年代半ばから急速にその威力を失っていきます。そこには、明確なティキタカの弱点と対策が確立された背景がありました。

ライバルクラブや対戦国が編み出した対抗策は、自陣ペナルティエリア前に強固な守備ブロックを敷く「リトリート(通称:バスを停める)」と、ボールを奪った瞬間に最前線へ届ける「高速カウンター」です。パスを回すスペースを消されたティキタカは、ペナルティエリア外で効果のない横パスを繰り返すだけの「持たされている状態」に陥り、一瞬の隙を突かれて失点するケースが急増しました。これこそが、2014年ブラジルW杯でのスペイン代表のグループリーグ敗退などに代表されるティキタカ衰退の理由です。

ここで整理しておきたいのが、現代戦術の主流であるポジショナルプレーとの違いです。ティキタカが「パスをテンポよくつなぐ技術的・感覚的な連携」に重きを置いていたのに対し、ポジショナルプレーは「ピッチ上の5つのレーンを意識し、選手が正しい立ち位置(ポジショニング)を取ることで数的優位・質的優位・位置的優位を作り出す構造的理論」を指します。

実はグアルディオラ自身も後年、「私は意味もなくボールを回すだけのティキタカは大嫌いだ。パスは相手を動かし、スペースを突くための手段に過ぎない」と語っており、単なるパス回しから構造的な位置取りのフットボールへと戦術を進化させていきました。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest