なぜ約束を破るのか?時間にルーズな人の心理メカニズムと処方箋

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「あと5分ある」と思って行動していたら、実際には20分が経過していた――。このような時間感覚の決定的なズレは、近年行動心理学や臨床神経学の分野で「タイム・ブラインドネス(時間の視覚障害)」と呼ばれ、急速に研究が進んでいる。

人の脳には、過去・現在・未来の時間の流れをシームレスに把握し、作業にかかる時間を予測する内蔵時計が存在する。しかし、脳の前頭葉機能やドーパミン分泌のアンバランスにより、この内蔵時計が正常に機能しない人が存在するのだ。彼らにとって時間は「今」と「今以外」の2種類しか存在しない。予定の30分前になっても、準備にかかる物理的な時間を脳がリアルタイムで計算できないため、悪意のない遅刻が繰り返される。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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