なぜ安室奈美恵『181920』は伝説なのか?タイトルの真相と魅力を徹底解剖
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本作の屋台骨を支えているのは、やはり希代のヒットメーカー・小室哲哉が手がけたプロデュースワークです。1995年秋の「Body Feels EXIT」でavex traxへの移籍を果たした際、小室哲哉は彼女の持つ「アスリートのようなストイックさ」と「圧倒的なリズム感」に着目しました。当時のJ-POPの常識を覆すハイテンポなブレイクビーツと高難度のダンスビートを融合させ、日本中を踊らせたのです。
しかし、安室奈美恵というアーティストの深みを決定づけたのは、ダンスナンバーの連発にとどまりませんでした。18歳の終わりに放たれた「SWEET 19 BLUES」において、小室哲哉は彼女の内面にある繊細な孤独やモラトリアムの心情をすくい上げ、ミディアム・バラードという新境地を開拓します。
そして、邦楽史に燦然と輝く金字塔となったのが「CAN YOU CELEBRATE?」です。累計220万枚以上を売り上げ、当時の女性ソロアーティストのシングル売上歴代1位を樹立したこの壮大なウェディングソングは、ゴスペル調のコーラスワークと静動のダイナミズムが見事に調和しています。自らの結婚という人生の大きな節目と楽曲の世界観が完全にリンクしたこの奇跡的な名曲は、四半世紀以上を経た現在でも結婚式の定番曲として世代を超えて愛され続けています。