ブラザーの逆襲!実機検証で暴く圧倒的低コストと最強の選び方
ブラザーの逆襲!実機検証で暴く圧倒的低コストと最強の選び方の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。
日本のOA機器産業において、コンシューマー市場を長らく牽引してきたのはキヤノン株式会社とセイコーエプソン株式会社の2大巨頭だった。鮮やかな写真印刷や高精細なグラフィック再現を強みとする両社に対し、ブラザーが選んだのは徹底的な「ビジネス・ドキュメント志向」という差別化だ。
写真用紙に鮮烈な色を乗せる染料インクではなく、普通紙でクッキリとした文字を素早く定着させる顔料黒インクのチューニング。余計な装飾を排し、用紙カセットや給紙トレイのジャム(紙詰まり)耐性を極限まで高めた給排紙設計。こうした割り切りこそが、家庭用とオフィス用の中間にぽっかりと空いていたSOHO層のニーズを捉えた。
カタログスペック上の「写真画質」を競う土俵をあえて降り、日々の業務を滞りなく回すための実用機器としての信頼性を積み上げたこと。これこそが、他社製との決定的な思想の違いとなっている。