金魚が水面でパクパク…酸欠だけじゃない!危険な3つの原因と緊急対処法

金魚が水面でパクパク…酸欠だけじゃない!危険な3つの原因と緊急対処法にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

多くの飼育初心者が陥る盲点が、「水中に酸素の泡が出ているのに金魚が窒息する」という現象です。この主原因となるのが、飼育水の水質悪化によるアンモニア中毒です。

金魚は体格に対して摂餌量が多く、排泄物やエラから大量のアンモニアを排出します。水槽立ち上げから1ヶ月未満の初期環境や、水槽サイズに対して生体が多すぎる過密飼育では、有害物質を分解する硝化バクテリアが不足し、水中に猛毒のアンモニア(NH3)や亜硝酸(NO2-)が充満します。

アンモニア濃度が上昇すると、金魚のエラ組織が化学的な炎症を起こして破壊されます。さらに亜硝酸が血液中に吸収されると、ヘモグロビンがメトヘモグロビンへと変性し、酸素結合能力を喪失します。つまり、いくら水中に酸素が溶け込んでいても、生体の体内組織は深刻な酸欠状態に陥るのです。

また、夏場を中心に多発するのが水温上昇に伴う酸素濃度の低下です。水温が15℃から28℃以上に上昇すると、水中に溶け込める飽和溶存酸素量は約25%以上も減少します。それと同時に、変温動物である金魚の基礎代謝と酸素消費量は激増するため、需要と供給のバランスが崩壊して鼻上げを引き起こします。

外掛け式フィルターや投げ込み式ろ過器を使用していても、目詰まりやフィルターのろ過能力不足が発生している場合、水流の滞留と相まって急速に水質が悪化します。水が白濁している、生臭い匂いがする、水面に消えない泡が立ち込めているといった兆候があれば、水質中毒による窒息を疑う必要があります。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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