双極性障害二型とは?うつ病との違いや軽躁の特徴と最新治療法
双極性障害二型とは?うつ病との違いや軽躁の特徴と最新治療法とは一体何なのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。
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気分障害には、双極性障害一型・二型、さらには持続性抑うつ障害とも呼ばれる「気分変調症」など、臨床像が酷似した複数の疾患群が存在します。それぞれの病理的境界線を客観的データに基づいて整理しました。
疾患区分躁・軽躁状態の程度と持続うつ状態の深さと期間編集部の見解・臨床的盲点双極性障害一型激しい躁状態(幻覚妄想、多額の借金、警察沙汰など)。1週間以上持続。入院を要する例が約70%以上。重度のうつ状態を伴うことが多いが、躁エピソードのみでも診断可能。社会的トラブルが明白なため周囲が異常に気づきやすい。二型との治療薬の使い分けが厳格に求められる。双極性障害二型軽躁状態(睡眠短縮、多弁、活動増加)。4日以上連続するが、社会的破綻や精神病症状は伴わない。重篤で長期化しやすい。生涯の約50〜70%の期間をうつ状態で過ごすとの研究データあり。自覚症状がうつ病とほぼ同化するため見落としが常態化。一型以上に自殺企図率が高まるリスクがあり警戒が必要。気分変調症(持続性抑うつ)躁・軽躁状態のエピソードは存在しない。軽度から中等度の抑うつが2年以上にわたり慢性的に持続する。「性格の暗さ」や「甘え」と誤解されがちだが、二型のような気分の急激な振れ幅や反動はみられない。
このように、双極性障害1型2型違いの根底にあるのは躁症状の重篤度ですが、病の苦痛という観点では二型のほうがうつ期間が長引く傾向にあります。また、気分変調症との違いを明確にするためには、長期にわたる詳細な生活史の聞き取りが欠かせません。