エアコンのアース棒は必要?室外機直打ちの噂とDiyリスクを徹底検証
エアコンのアース棒は必要?室外機直打ちの噂とDiyリスクを徹底検証に関する気になる情報を徹底的にまとめました。今すぐチェックことができます。
ホームセンターやネット通販でアース棒が数百円から手軽に入手できるため、「DIYでハンマーを使って庭に打ち込めば安上がりだ」と考える方が少なくありません。しかし、ここには法律と安全基準に関わる重大な落とし穴が存在します。
電気工事士法において、接地極(アース棒)を地面に埋設し、電線と接続して接地端子へ導通させる一連の作業は「電気工事士資格(第二種以上)」の所持者でなければ施工できないと明確に定められています。無資格者がこれを行った場合、法律違反(3ヶ月以下の懲役または3万円以下の罰金)となるだけでなく、万が一の火災時に火災保険の支払いが拒絶されるリスクすら生じます。
また、電気設備の技術基準・内線規程では、アース棒の埋設深さの基準として「地下75cm以上の深さに接地極の頭部を埋設すること」(人の触れる場所での規定)などが定められています。地表近くは雨風や乾燥による土壌水分の変動が激しく、接地抵抗値が極端に不安定になるためです。専用の接地抵抗計(アーステスター)を用いずに適当な深さに挿しただけでは、規定の100Ω以下を満たしている保証は一切ありません。