自宅で失敗しない海水の作り方!食塩代用Ngの真相と黄金比率解説
自宅で失敗しない海水の作り方!食塩代用Ngの真相と黄金比率解説にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
海水作りにおいて、目分量ほど危険なものはありません。水温によって水の密度は変化するため、飼育環境の正確な把握には比重計が必須となります。比重計使い方の基本を押さえることで、水槽内の事故は激減します。
アクアリウムで広く普及している「スイングアーム式(針式)比重計」を使用する場合、内部に微小な気泡が付着すると針が浮き上がり、実際よりも高い数値を指してしまいます。計器内に海水を入れたら、平らな場所で指ではじいて気泡を完全に逃がしてから目盛りを読み取ります。目指すべき数値は、水温25℃時で1.020〜1.024(サンゴ飼育では1.024〜1.026)の適正レンジです。より高い精度を求める場合は、光の屈折率で計測する「光学式塩分屈折計」の導入が推奨されます。
また、海水魚水槽立ち上げにおける最大の関門は、人工海水を入れた直後に魚を入れてしまうミスです。作りたての海水は水質こそ整っていますが、魚の排泄物から発生する猛毒のアンモニアを分解する「硝化バクテリア」が水槽内に一匹も存在しません。人工海水を張った後、市販のバクテリア剤を添加し、フィルターを回した状態で1〜2週間空回しを行い、生物ろ過のサイクルを確立させてから最初の生体(パイロットフィッシュ)を迎えるのが成功の定石です。