1500M世界記録の衝撃!男女歴代タイムと異次元ラップの全貌
今注目を集めている 1500M世界記録の衝撃!男女歴代タイムと異次元ラップの全貌について、詳しいまとめをご紹介しています。
1500メートルという距離は、トラックを3周と300メートル走る種目です。有酸素運動と無酸素運動のエネルギー供給比率がほぼ50対50に拮抗するため、陸上競技の中で最も乳酸が蓄積し、肉体的な苦痛が激しい距離とされています。
男子世界記録のペース配分を細かく分析すると、最初の300mを約41秒、中盤の400mごとのラップを55秒前後で刻み続けます。一般市民ランナーの全力ダッシュである「100m走13秒台後半」のスピードを、一切減速することなく15回連続で繰り返す計算です。
運動生理学の視点から見ると、この速度域を維持するためには血中乳酸濃度が15〜20mmol/Lを超える過酷な酸性化に耐えうる「乳酸耐性能力」と、毎分7〜8リットルもの酸素を筋肉に送り込む心肺ポンプ機能が不可欠です。中距離走者がレース直後にトラックへ崩れ落ちるのは、筋肉内のエネルギー回路が完全に枯渇し、脳からの神経伝達が一時的に遮断されるほどの負荷がかかっているためです。