【真相】大菩薩嶺は山頂展望ゼロ?初心者が富士山絶景を逃さない徹底攻略法
【真相】大菩薩嶺は山頂展望ゼロ?初心者が富士山絶景を逃さない徹底攻略法の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
唐松尾根の急登を登りつめ、森林限界を超えた瞬間に到達するのが「雷岩(かみなりいわ・標高約2,040m)」です。ここで視界は一気に180度以上開け放たれ、眼下にはエメラルドグリーンに輝く上日川ダム(大菩薩湖)、その彼方には端正な裾野を広げる富士山、西側には雪を抱いた南アルプスの名峰群が屏風のように連なります。
雷岩から大菩薩峠までの約2kmは、ササ原と風化した岩塊が織りなす極上の稜線歩きです。「賽ノ河原(さいのかわら)」と呼ばれる鞍部には、かつての避難小屋跡や石積みの供養塔が佇み、吹き抜ける風が心地よい静寂を演出します。標高1,897mの大菩薩峠に鎮座する「介山荘(かいざんそう)」は、作家・中里介山が長編小説『大菩薩峠』を執筆したゆかりの地として知られる歴史ある山小屋です。
介山荘では名物の熱々のおでんや甘酒、オリジナルの山バッジが販売されており、長旅の疲れを癒やすハイカーたちの社交場となっています。富士山を眺めながらベンチでとる昼食のひとときは、山頂の展望がないという事実を一瞬で忘れさせてくれる至高の山岳体験となります。