カミソリ負けの赤いブツブツを治す方法|毛嚢炎の見分け方と市販薬選び
カミソリ負けの赤いブツブツを治す方法|毛嚢炎の見分け方と市販薬選びに取り組みたい方へ、役立つ 手順書をお届けします。
Q1:オロナインを塗れば一晩でカミソリ負けのブツブツは治りますか?
A1:一晩での劇的完治は期待できません。オロナインは消毒薬(クロルヘキシジングルコン酸塩)が主成分であり、傷口の感染防止には役立ちますが、赤みや痒みといった強いアレルギー性炎症を急速に抑え込む抗炎症作用は弱いためです。強い赤みには非ステロイド性抗炎症薬や短期間の低刺激ステロイド軟膏の方が圧倒的に即効性があります。
Q2:赤いブツブツが出ている最中に、翌日も髭剃りやムダ毛処理をしても大丈夫ですか?
A2:原則として厳禁です。炎症を起こしている部位へ再び刃を当てる行為は、再生しかけた脆弱な上皮細胞を削り落とし、毛嚢炎や生涯消えない色素沈着(シミ)の直接的な引き金となります。どうしても身だしなみ上剃らざるを得ない場合は、T字カミソリではなく電気シェーバーを用い、肌に軽く当てる程度の「順剃り」のみで表面の毛を払うに留めてください。
Q3:ステロイド軟膏は顔やVIOなどデリケートな部位にも塗って良いですか?
A3:市販のステロイド軟膏のうち「ウィーク」や「マイルド」に分類される低濃度の製品であれば、短期間(3〜5日以内)のスポット使用は可能です。ただし、顔面や陰部は皮膚が薄く薬剤の吸収率が腕の数倍から数十倍に跳ね上がるため、長期連用すると毛細血管拡張や皮膚萎縮などの副作用を招きます。また、膿を持っている毛嚢炎にステロイドを塗ると免疫が抑制されて菌が増殖するため、化膿部位には決して塗布しないでください。
Q4:ブツブツの中に毛が埋まって黒く見えている場合、針で掘り出してもいいですか?
A4:絶対に針や毛抜きで穿り出さないでください。肉眼で見える毛を無理に引き出そうとすると、真皮層の組織を破壊し、化膿を悪化させるだけでなくクレーター状の傷跡や濃い色素沈着が残ります。尿素配合クリームで角質を柔軟に保ちながら、肌のターンオーバー(28日周期)によって自然に毛が表面へ押し出されるのを待つのが鉄則です。