世界一難しい漢字の読み方とは?84画のたいとや麺の超難字を徹底検証
世界一難しい漢字の読み方とは?84画のたいとや麺の超難字を徹底検証の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
一方で、「実際に街中で使われ、書くことができ、パソコンやスマートフォンでも表示できる超難解漢字」の頂点に君臨するのが、中国・陝西省西安市の名物幅広麺を指す「ビャン(biáng)」です。繁体字で57画、簡体字でも42画という凄まじい密度を誇ります。
「ビャン」という音の由来は諸説あり、麺生地を調理台に激しく叩きつける際に出る「ビャンッ、ビャンッ」という破裂音を文字化した擬音語説が最も広く支持されています。この文字には、古くから現地の文人や庶民の間で口伝されてきた「書き順の覚え歌(順口油)」が存在し、歌のリズムに乗せることで誰でも57画を正確に書ける構造になっています。
【ビャンビャン麺の漢字を1分で覚える順口油(日本語訳)】
「穴冠(あなかんむり)に心(こころ)を乗せ、間に言(ことば)を挟み込む。両脇に幺(いとがしら)を並べ、その下に長(ながい)を二つ。中央に馬(うま)を座らせて、左に月(つき)、右に刂(りっとう)を添える。最後に大きな辶(しんにょう)で包み込み、車に乗せて咸陽(かんよう)へ運ぶ。」
この歌の通りにパーツを組み立てていくと、一見すると不気味な暗号に見える57画が、整然とした論理的パズルとして完成します。2026年には国際規格「Unicode 13.0」のCJK統合漢字拡張Gに正式収録(コード:U+30EDE)され、デジタル空間でも正式な「1文字」として扱われるようになりました。