バッテリー24Vのつなぎ方完全ガイド!12V直列化の手順と失敗防止策

バッテリー24Vのつなぎ方完全ガイド!12V直列化の手順と失敗防止策にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

ネット上のQ&AサイトやDIYフォーラムで頻繁に見受けられる危険な誤認が、「2個のうち片方だけ弱っているから、1個だけ新品に交換すれば安上がりだ」という発想です。結論から言えば、24V直列バッテリーの新旧混用は絶対にやってはならない重大な禁忌(タブー)です。

バッテリーは充放電を繰り返すことで経年劣化し、内部抵抗が徐々に上昇します。古いバッテリーと新品のバッテリーを直列につないで車両のオルタネーター(発電機)から28V前後の充電電圧を印加すると、内部抵抗の異なる2つのセルに均等に電圧が分配されません。結果として、内部抵抗の低い新品側に過電圧がかかって液枯れや過充電による膨張・熱暴走を引き起こし、逆に古い側は十分に充電されずにサルフェーション(極板の結晶化)が加速します。結果的に、新品バッテリーをわずか数ヶ月で寿命に至らしめる「共倒れ」を招くのです。

もう一つの重大な盲点が、「センタータップ(中間取り出し)」による片減りです。24V車の中で「12Vのカーオーディオやシガーソケットを使いたいから」と、2個あるうちの1個のバッテリー端子(中間線とアース間)から直接12V電源を取り出す改造を施すケースがあります。これをやると、12Vを取り出された側のバッテリーだけが極端に放電し、もう片方は充電過多に陥るという破滅的な不均衡が生じます。現場の整備士は口を揃えて「12V電装を使いたいなら、絶対に直接タップを取らず、24Vラインから定格に余裕のあるDC-DCコンバーターを噛ませて降圧せよ」と警鐘を鳴らしています。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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