柿の木を庭に植えてはいけない真相は?失敗しない剪定と正しい育て方
柿の木を庭に植えてはいけない真相は?失敗しない剪定と正しい育て方とはどのようなものなのか? 背景や要点を整理してお届けします。
「せっかく植えたのに実がつかない」「初夏になると幼果がすべて地面に落ちてしまう」という悩みは、柿栽培において最も頻発するトラブルです。 実が落ちる現象の多くは、6月から7月上旬にかけて発生する柿の木の生理落果が原因です。樹木自身が枝葉の成長と果実の栄養バランスを調整するために、自ら幼果を間引く自己防衛反応であり、日照不足、開花期の長雨による受粉不良、あるいは窒素肥料の与えすぎで新梢(新しい枝)が伸びすぎた場合に激増します。 また、柿の木の実がならない原因としては、前年に果実を過剰に実らせすぎたことで木が体力を使い果たし、翌年の花芽形成が滞る「隔年結果(表年と裏年の差)」が挙げられます。一本だけで結実しない不完全甘柿(西村早生など)や受粉樹を必要とする品種を単体で植えているケースも珍しくありません。家庭果樹として栽培する場合は、1本でも確実に結実する完全甘柿(富有、次郎、太秋など)を選ぶのが基本鉄則です。