「核のボタン」は実在するのか?暗号コードとフットボールの真実を追う

「核のボタン」は実在するのか?暗号コードとフットボールの真実を追うについて見逃せない 理由を分かりやすく解説いたします。

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大統領が外遊や移動を行う際、常に数歩後方に控える軍事副官が手に提げている黒い革張りのブリーフケース。これこそが通称「核のフットボール(Presidential Emergency Satchel)」です。重量は約20キログラムにおよび、外見は一般的な高級レザーバッグに見えますが、内部は頑丈なチタン合金フレームで防護されたゼロハリバートン社製の特殊ケースが格納されています。

米軍の元将校らの回顧録や機密解除資料によると、このカバンの中には小型ミサイル発射装置が入っているわけではありません。収められているのは、主に以下の4つの極秘資材です。

  • ブラックブック(攻撃オプション提示書):約75ページにおよぶ極秘文書。報復攻撃の規模、標的リスト(軍事拠点、指揮中枢、インフラなど)、使用する核弾頭の組み合わせが網羅された選択式マニュアル。
  • 国家緊急放送システムの手順書:核攻撃を決断した際、大統領が即座に全米国民および同盟国へ演説を行うための通信接続マニュアル。
  • 極秘避難施設リスト:核攻撃下において大統領や閣僚が緊急避難すべき地下シェルターや機動司令部の位置・連絡網が記載された機密ファイル。
  • 認証通信機器:国防総省の国家軍事指揮センター(NMCC)と直通する堅牢な衛星通信端末および暗号送信機。

そして、このフットボールと対をなす最重要アイテムが、大統領が自らの財布やポケットに入れて肌身離さず携行するプラスチック製カード「ビスケット(The Biscuit)」です。ビスケットには、大統領本人であることを国防総省に証明するための「ゴールドコード」と呼ばれる日替わりの識別暗号が印刷されており、大統領はこのカードの遮蔽シールを削り取ってコードを読み上げることで、初めて正式な最高指揮官として認証されます。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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