エクセルシートコピーの決定版!できない原因と爆速裏技まとめ
エクセルシートコピーの決定版!できない原因と爆速裏技まとめを徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。
ネット上の簡易解説サイトなどでは、「Ctrl+Aでシート全体を選択して新規シートに貼り付ければ手軽に複製できる」と紹介されることがありますが、これは実務上の極めて危険な誤解です。
全セル選択によるコピーでは、行の高さや列の幅がデフォルト値に戻ってしまうだけでなく、改ページプレビューで緻密に調整された「印刷範囲」「ヘッダー・フッター」「タイトル行の固定」といった印刷プロパティが一切引き継がれません。また、非表示に設定されていた不要な行や列が貼り付け先で意図せず再展開されたり、条件付き書式の参照範囲が分裂してブックの動作が著しく重くなる原因となります。
もう一つの盲点は、「値だけを別ブックに移したいから」と安易にシートごとコピーした後に全セルを選択して値貼り付けを行うパターンです。この手順を踏むと、バックグラウンドに不可視の図形オブジェクトや古いマクロの残骸が引き継がれ、ファイルサイズが数十メガバイトに肥大化する「ゴースト肥大化現象」を招きます。純粋な数値データのみを移行したい場合は、最初から新規シート側で「形式を選択して貼り付け」→「値」および「書式」を個別に指定するアプローチが安全です。