大地震の前兆は本当?「地震雲とは」気象庁の見解と科学的真相を徹底検証
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直線状に長く伸びる「帯状雲」として地震の予兆と騒がれるものの圧倒的多数は、ジェット機が通過した後に残る飛行機雲(ひこうきぐも)です。高高度を飛ぶエンジンの排気ガスに含まれる水蒸気が急冷されて氷の粒となり、空に白い線を描きます。
飛行機雲は通常数分で消滅しますが、上空の湿度が非常に高い状態にあると水分が蒸発せず、周囲の水蒸気を取り込んで幅数百メートルにまで拡大し、数時間にわたって空に残り続けます。さらに上空の風で流されて不規則な波状に変形すると、極めて異様な見た目へと変化します。航空路の直下であれば、時間差で何本もの飛行機雲が並ぶことも珍しくありません。