Wands上杉昇の脱退理由と現在|再結成不参加の真相と柴崎浩の絆
Wands上杉昇の脱退理由と現在|再結成不参加の真相と柴崎浩の絆を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。
1991年に大島康祐、柴崎浩、上杉昇の3名で結成された第1期WANDSは、翌1992年にキーボードが木村真也へと交代し第2期へと移行。『もっと強く抱きしめたなら』『愛を語るより口づけをかわそう』など次々とミリオンヒットを連発し、瞬く間にビーイングブームの頂点へと駆け上がりました。さらにテレビアニメ『SLAM DUNK(スラムダンク)』のエンディングテーマとなった『世界が終るまでは…』は、累計120万枚を超える大ヒットを記録し、今も色褪せないアンセムとして語り継がれています。
しかし、快進撃の真っ只中にあった1996年、上杉昇は柴崎浩と共に突如としてグループを脱退します。最大の要因は、レコード会社が求める「売れ筋の歌謡デジタルポップ」と、上杉自身が心酔していた「ニルヴァーナをはじめとするUSグランジ・オルタナティブロック」との音楽性の乖離でした。
作詞を一手に引き受け、表現者としてのアイデンティティを確立しようともがく上杉に対し、制作現場では徹底した商業主義と分業制が敷かれていました。自らの魂を削って歌うロックボーカリストとして、「作られたヒット曲を歌う操り人形にはなれない」という強烈な芸術的衝動が、人気絶頂期での離脱という劇的な決断を下させたのです。