「病み上がりのご飯」胃腸を労わり体力を急速回復させる最新栄養学
「病み上がりのご飯」胃腸を労わり体力を急速回復させる最新栄養学を徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。
体力が落ちているときほど「スタミナをつけなければ」と焦り、ステーキや揚げ物、塩分の濃いラーメンに手を伸ばしたくなるかもしれない。しかし、弱り切った胃腸にとって、これらはかえって負担を増大させる悪手となり得る。
最新の栄養学的知見によれば、病み上がり初期に優先すべきは「高エネルギー」ではなく「低負荷かつ高吸収」な栄養素だ。具体的に食べていいものとしては、加熱して柔らかくした白米やうどん、半熟卵、豆腐、白身魚、皮を剥いて煮込んだリンゴなどが挙げられる。これらは消化管の粘膜を刺激せず、スムーズにアミノ酸やエネルギー源として全身に運ばれる。
一方で、NG食材の筆頭は食物繊維が豊富すぎる根菜類やキノコ類、脂質の多い肉類、そしてカフェインや唐辛子などの刺激物だ。これらは腸内で発酵しガスを発生させたり、胃酸の過剰分泌を招いて激しい胃もたれを引き起こす。体調が戻りつつあるからといって、いきなり病前の食生活へ戻すのは極めて危険だ。