東京で大繁殖するワカケホンセイインコ野生化の真相と2026年の今
東京で大繁殖するワカケホンセイインコ野生化の真相と2026年の今に関する最新のニュースを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。
日本野鳥の会や自治体の調査でも知られる通り、ワカケホンセイインコは非繁殖期(秋から冬)にかけて巨大な「集団ねぐら」を形成します。その代表例として長年報じられてきたのが、目黒区から大田区にかけて広がる大学キャンパス(東京科学大学・旧東京工業大学大岡山キャンパス周辺)や大規模緑地です。
現地を取材すると、日没のおよそ1時間前から異様な光景が幕を開けます。川崎方面や世田谷、渋谷方面など四方八方から、10羽から数十羽の小群が続々と飛来。大木の枝先へ吸い込まれるように降り立ち、合流を繰り返すごとに群れの規模は数百羽、時には1,000羽を超えて膨れ上がります。
「夕方になると、窓を閉め切っていてもテレビの音が聞こえなくなるほどの絶叫が響きます。ベランダや車は白い糞まみれになり、夏場から秋にかけては特有の生臭い悪臭が立ち込める。最初は『珍しい綺麗な鳥がいる』と面白がっていた近所の人たちも、今ではノイローゼ寸前です」
目黒区内の住宅街に暮らす60代住民の男性は、眉をひそめながら惨状を明かしました。SNSや地域掲示板上でも「夕方の鳴き声がうるさくて頭痛がする」「フン害で洗濯物が外に干せない」といった怨嗟の声が日常的に投稿されています。
さらに厄介なのは、この鳥の知能の高さです。人間が威嚇音を鳴らしたりレーザー光を照射したりして追い払いを試みても、一時的に飛び立つだけで、数日後には別の街路樹へ移動するだけに過ぎません。ねぐらが住宅街のど真ん中へ拡散する「いたちごっこ」が各所で続いています。