笑っていいとも終了から12年…フジ昼枠が辿った迷走と現在地

今注目を集めている 笑っていいとも終了から12年…フジ昼枠が辿った迷走と現在地について、詳しいまとめを整理して公開しています。

ネット上では「タモリが辞めたがった」「フジの社長が嫌った」といった俗説が根強いが、これらは正確ではない。実際には、2013年秋頃からフジテレビの編成会議で「視聴者の高齢化とスポンサー離れ」が最大の懸念材料として上がっていた。『笑っていいとも!』のコア視聴層は50代以上が中心で、広告単価の高い若年層(13〜49歳)の獲得が難しくなっていた。局内資料によると、2013年の同番組の広告収入はピーク時(1998年)の約40%まで減少。さらにタモリ本人が「体力的な問題と番組フォーマットの限界」を制作側に伝えたことが、終了の引き金になったと複数の関係者が証言している。

つまり「打ち切り」というよりは、制作側と出演者の“潮時の判断”が一致した形だ。そこに、開局以来の看板枠を守りたい経営陣と、新規視聴者を狙いたい若手プロデューサーとの社内対立が重なり、後継番組の方向性が迷走した。ネットで囁かれる「誰かのせいで終わった」という単純な構図は、現場の実像とは大きく異なる。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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