富士山の高さ3776Mの意外な真相!測量の歴史と標高が変わる謎に迫る

富士山の高さ3776Mの意外な真相!測量の歴史と標高が変わる謎に迫るの概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

「山の高さは一度決まったら変わらない」と思われがちですが、富士山の標高データは過去に何度も改定されてきました。その理由は大きく分けて「測量技術の進化」と「大規模な地殻変動」の2点にあります。

近代測量が始まった明治初期、イギリス人技師による観測などでは3778m前後とされていました。その後、内務省地理局や陸軍参謀本部陸地測量部による本格的な三角測量が行われ、明治中期には3776.3mや3776.6mといった数値が公表されました。

大きな転換点となったのが、1923年の関東大震災です。大地震による地盤沈下や隆起の影響を再検証するため、全国水準点の改測が行われました。さらに1990年代以降、国土地理院は従来の三角測量からGNSS(GPS)連続観測網へと移行し、衛星を用いた高精度な測位を実施した結果、現在の3776.12mという高精度な値が確定しました。

プレートテクトニクスの交差点(ユーラシアプレート、北米プレート、フィリピン海プレート)に位置する富士山は、現在もミリ単位での地殻変動が観測されており、将来的な大地震や火山活動によって標高データが再更新される可能性は十分にあります。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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