鼻詰まりで息ができない苦しい夜を解消!即効の対処法と原因究明

鼻詰まりで息ができない苦しい夜を解消!即効の対処法と原因究明にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

日中はそれほど気にならないのに、横になった途端に鼻が詰まる現象には明確な生体メカニズムが存在します。体を横たえると、重力の影響で下半身から上半身へ血液が移動し、鼻粘膜の静脈叢(じょうみゃくそう)に血液が滞留して粘膜が膨張するためです。さらに、就寝時はリラックスを司る副交感神経が優位になり、血管が拡張することも鼻腔を狭くする要因となります。

「なぜか右側だけ、あるいは左側だけが交互に詰まる」と悩む方も少なくありません。実は、片方だけ鼻が詰まる理由の多くは「ネーザルサイクル(生理的鼻周期)」と呼ばれる正常な生体リズムです。健康な人間でも、2〜3時間おきに左右の鼻粘膜が交互に充血と収縮を繰り返しています。普段は自覚しませんが、アレルギーや風邪で粘膜全体が敏感になっていると、充血した側の鼻腔が完全に塞がり、強い閉塞感を覚えてしまうのです。

夜間の息苦しさを緩和する体位の工夫として、枕を少し高くして頭部のうっ血を防ぐことや、詰まっていない側を下にして横向きで寝ることが推奨されます。寝室の乾燥も粘膜の炎症を悪化させるため、加湿器を活用して湿度を50%〜60%にキープすることが快適な睡眠環境づくりの鉄則です。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest