施行と施工の違いとは?読み方や使い分けの真相と誤用防止の鉄則
施行と施工の違いとは?読み方や使い分けの真相と誤用防止の鉄則の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
Q1:「施行」は「せこう」「しこう」どちらで読むのが正解ですか?
A1:どちらも国語学上・漢字規則上間違いではありませんが、本来の正統な読み方は「しこう」です。ニュース報道や法曹界では原則「しこう」を用います。ただし行政実務や法制執務の現場では古くから「せこう」と発音される慣例があり、現場の音声伝達で「施工(せこう)」と重複して混乱が生じる場合には、施行を「しこう」と発音して区別するのが業界標準の作法です。
Q2:「施工日」と「施行日」は契約書でどのように書き分ければいいですか?
A2:契約の内容によって明確に分かれます。オフィスの改装、住宅の建築、空調の入れ替えなどの工事を実施する日程を指す場合は「施工日」と記載します。一方で、契約条件の改定、利用規約の更新、社内人事制度の切り替えなどが効力を持つ日を指定する場合は「施行日」と記載しなければなりません。
Q3:「施行令」と「施工令」という言葉はどちらも実在しますか?
A3:「施行令(しこうれい / せこうれい)」のみが実在する公法用語であり、「施工令」という法令用語は存在しません。建築基準法施行令のように、建築関連の法律であっても政令である以上は「法律を施行するための政令」であるため、必ず「行」の文字が使われます。ネット検索や仕様書で「施工令」と書かれているものは完全な誤記です。