なぜえこひいきは起きるのか?職場の実態と理不尽を打破する最新処方箋

なぜえこひいきは起きるのか?職場の実態と理不尽を打破する最新処方箋について知っておくべき 注意点を厳選して解説いたします。

日常的に使われる「えこひいき」という言葉ですが、漢字では「依怙贔屓」と表記します。四字熟語としての歴史は古く、その成り立ちを紐解くと、人間がいかに古くから「不公平な偏り」に苦しんできたかが見えてきます。

前半の「依怙(えこ)」は、元来は仏教用語に由来し、「頼みとするもの」や「頼る」という意味を持ちます。そこから転じて、「一方に心が偏る」「公平さを欠いて一方の味方をする」という否定的な意味合いを帯びるようになりました。一方、後半の「贔屓(ひいき)」は、中国古代の伝説に登場する「竜が生んだ九匹の子(竜生九子)」の一匹である「贔屓(ひき)」が語源です。この神獣は重いものを背負うことを好む性質があり、中国では重厚な石碑の土台として彫刻されてきました。この「重い荷を背負うために力む姿」から、「力添えをする」「目をかけて引き立てる」という意味へ変化したとされています。

つまり、依怙贔屓とは「特定の対象に一方的に寄りかかり、過剰な重み(権力や資源)を肩代わりして支援する行為」を意味します。類語としては「偏愛」「身内びいき」「情実人事」、英語圏で厳しく糾弾される「ネポティズム(縁故主義)」などが挙げられますが、いずれも公正な基準を意図的に放棄している点において共通しています。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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